今年の新米「五百万石」を使用して醸した純米生原酒。11月~2月は、しぼりたてのフレッシュな風味を楽しめ、3月から少し熟成が乗り、米の旨味をより感じられる生原酒としてお楽しみいただけます。
軽く鼻孔をくすぐる香りは、おしとやかで品格さが感じられます。
口に含むと甘酸っぱいフルーティーさが楽しめる高級感があり、後から来るキレが心地よいバランスの良さを感じていただけるかと思います。
マグロや煮つけ料理など、しっかりとした味わいの食事に合わせやすくい半面、酢の物などの爽やかなお料理にも抜群に合います。『バランスが良い』ということをお食事と共に合わせる事でより感じられるかと思います。
日本酒とは、米・米麹・水だけから生まれるシンプルな飲み物です。しかし、そのシンプルさゆえに、酒蔵や地域ごとの環境が味わいに大きな影響を与えます。
私たち中野BCは、本州最南端の和歌山県に位置しています。太平洋の恵み、世界遺産高野山の山々に囲まれ、温暖な黒潮の風が吹き込むこの地は、四季を通して穏やかな気候が続きます。一般に「寒造り」と呼ばれる日本酒の造り方には異なる気候ですが、実はこの温暖な環境が、濃厚で旨味のある日本酒の誕生に適しているのです。和歌山の海や山の幸に絶妙に合う味わいが、長く愛されてきました。
この味わいを守り、育てているのが、人生を酒造りに捧げる「蔵人」たちです。最近では大型の製造機械が普及していますが、中野BCでは手仕込みによって味わいを追求し続けています。蔵人たちの情熱が詰まった、旨味豊かな日本酒をお楽しみいただけるはずです。
多くの人々の技術と思いが込められて生まれる一本の日本酒。その中に込められた想いも、ぜひ一緒に味わってみてください。
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和歌山県特産の「南高梅」を丹念に漬け込み、6月に仕込み半年後に梅の実を取り出したばかりの新酒「NOUVEAU」をお楽しみいただけます。
通常は取り出した後に熟成を重ねますが、この梅酒は若々しくフレッシュで、透明感のある風味が特徴。
ソーダで割ればシャンパンのような味わいをお楽しみいただけ、「今年の梅酒はね…」と語りたくなる特別な一杯です。
「和歌山梅酒」が、酒類の地理的表示(GI:Geographical Indication)の指定を受けました。
国税庁長官が指定するもので、リキュールでは全国初となります。
和歌山梅酒の主な生産基準
「梅の実には県内で収穫された新鮮な青梅又は完熟梅のみを用いたものであること」や「製造時や熟成などは和歌山県内で行われること」があり、正真正銘、和歌山生まれ、和歌山育ちの梅酒であることを表現できます。
梅の実には県内で収穫された新鮮な青梅、または完熟梅の実を使用。浸漬作業、貯蔵、詰め作業をすべて県内で行うなどが主な生産基準となっております。
地理的表示(GI)保護制度とは
地域には長年培われた特別な生産方法や、気候・風土・土壌などの生産地の特性により、高い品質や評価を獲得するに至った産品が多く存在します。これらの産品のうち、品質や社会的評価など確立した特性が産地と結び付いている産品について、その名称を知的財産として保護する制度が「地理的表示(GI:Geographical Indication)保護制度」です。
GIに認定された"一定の基準を"満たす生産者だけが商品に専用のロゴマークを使用できブランド力が大きく高まると期待されています。特に海外ではGI指定商品に高い信頼性があるため、ビジネスチャンス面でも期待が高まっています。
商品名 | 新酒セット 純米酒「超久」生原酒(日本酒) 香る南高NOUVEAU(梅酒) |
容量 | 720ml×2本 |
アルコール度数 | 日本酒:16度 梅酒:20度 |
使用米(日本酒) | 五百万石100% |
日本酒度(日本酒) | +6 |
酸度、アミノ酸度(日本酒) | 1.65 / 1.6 |
原材料 | 日本酒:米(国産)、米こうじ(国産米) 梅酒:南高梅(和歌山県産)、砂糖、醸造アルコール |
製造者 | 中野BC株式会社 和歌山県海南市藤白758-45 |
開栓後は必ず冷蔵庫に入れてなるべく早くお飲み下さい。