食に合う日本酒を目指して、武田杜氏が造る『新リニューアル超久』
備前雄町の米の旨味を最大限に、上品な香り漂う純米吟醸酒
上品で鼻をくすぐるような吟醸香。雄町らしく旨味たっぷりでジューシーな口当たり、適度な酸で後口を引き締め、キレを演出。生原酒ならではのフルーティーでフレッシュな香りをお楽しみください。
雄町は酒造好適米の中で唯一100年以上前に発見され、その栽培の難しさから絶滅の危機に瀕した酒米です。現在流通している酒米のほとんどは雄町を元に交配・開発され、酒造好適米の祖先とも言われています。
雄町で作る日本酒は「優しい旨みが最大の魅力」と言われています。一般的に雄町米は軟質で溶けやすいとされていて、濃醇でコクがあり優しい味わいのお酒になりやすいとされています。
そんな雄町を全量使用しながらも“食に合う日本酒”を目指すためにキレを引き出しています。口に含んだ瞬間、包み込むような旨みが広がり、スッとしたキレのある酸味には後ろ髪を惹かれるような思いです。旨口の酒といえども二杯目、三杯目と杯が重なるのは「超久」備前雄町の特徴と言われています。
【相性の良い料理&飲み頃温度】
旨みのある料理にも引けをとらない深い味わいです。
相性の良い料理は、赤身脂ののったお刺身、肉料理、焼き鳥など。温度帯は5~40℃(冷やからぬる燗)まで幅広く楽しめますが、生原酒ですので、よく冷やして飲まれることをお勧めします。
【超久シリーズ】
地元和歌山で長く、久しく愛される酒でありたいと名づけられた「長久」。
その長久を超える酒を目指して醸されたのが、この「超久」シリーズです。
超久シリーズにある「限定のしるし」
少しの変化にもすぐ気付けるように品質管理を行いやすい小仕込みのタンクで丁寧に作られた「超久シリーズ」。
銘酒「超久」のラベルには『全国的に販売する事が難しいほどの数量限定』や『温度管理が必要な限定酒』などを示した、小さなマークが入っているものがあります。
日本酒の専門店様や、日本酒にこだわった飲食店様に向けて仕上げた限定流通の商品となりますので、お早めにご購入下さい。
■酒蔵・中野BC
国内外から様々な賞を受賞し、近年ではファーストクラスの機内酒採用実績もある和歌山の酒蔵。酒造りの本場とは真逆の温暖な気候ですが、その分旨味の強い海の幸・山の幸に恵まれています。そんな食材に合う日本酒をと旨味をのせた柔らかな味わいが特徴の日本酒蔵です。代表銘柄は長久・紀伊国屋文左衛門・超久(限定)・文があり、季節限定のお酒もあります。
当店「長久庵(ちょうきゅうあん)」は酒蔵・中野BCの直営店です。
米・米こうじ・水から出来る飲み物が日本酒。シンプルな素材だからこそ蔵や地域の環境が味に大きな違いをもたらせます。
私達、酒蔵・中野BCは本州最南端の「和歌山県」に位置します。海は太平洋、山は世界遺産の高野山と大きな自然に囲まれ、黒潮の暖かい風が山に流れ込み、年中温暖な気候が続きます。「寒造り」と言われる日本酒酒造りからは一見反するような環境ですが、旨味のある日本酒を造るには非常に適した環境となり、味が濃く旨味のある和歌山の海の幸・山の幸に合う酒が根強い人気を誇ります。
その味わいを守るのが人生を酒造りに費やす「蔵人」達。大型の製造機などが用いられる近年、手仕込みで味わいを追求しようと日々鍛錬を重ねているのが中野BCの日本酒です。旨味のある酒であると同時に、随所随所に蔵人※達の思いを 感じる事が出来るはずです。
蔵人とは酒造りに携わる者の呼び方で、杜氏を筆頭に複数人存在します。その中でも「頭」「麹屋」「酛屋」...など 主な責任の場から役割に名前がついています。 名前が付くと言う事はその道のプロ。
そう、日本酒造りのプロでもあり、役割をより追求する プロの中のプロが存在します。これも日本酒の特徴。世界の中で最も複雑なお酒とも言われる ほど、日本酒造りは非常な複雑なものです。各所のプロが杜氏と相談する中で全てを決め、技術を追求する。一工程の為にプロの技術を追求するのは日本酒ならではです。
人々の技術が関わっているからこそ出来上がる日本酒。一本の酒瓶の中には多くの人々の想いが込められています。 その想いも一緒に愉しんでください。
商品名 | 純米吟醸「超久」備前雄町 生酒 |
容量 | 720ml |
アルコール度数 | 16度 |
日本酒度 | -5 |
酸度、アミノ酸度 | 1.5/1.3 |
原材料 | 米(国産)、米こうじ(国産米) |
原料米品種 | 備前雄町100% |