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ひろがる旨味と〆の軽快さが共存する辛口純米酒

 

「蔵人の背中が大きく見えた…」
 旨辛口が共存する季節の限定酒


一口に辛口といっても、 口に入った瞬間から驚く変化を遂げるのがこのお酒です。締めるような辛口の味わいが来たかと思えば 奥から「ぐぐぐっ」とお米の旨味が広がります。

日本酒好きのスタッフでさえ「この変わりようにびっくりした」と驚いていました。蔵人にその訳を聞くと、 ポンポンッと左腕を叩き去っていったそう。(これが蔵人の背中か…としみじみしたと言います笑)。

一見、相反する「辛口」と「旨口」。それが共存しているのが、この限定酒です。

 

 

企業「内」でも秘密?!
米の魅力を最大限まで引き出す蔵人の技


酒米には「山田錦」「美山錦」を使用しています。

山田錦は、麹を造りやすく旨味のある酒造りに適しており、「紀伊国屋文左衛門」シリーズには欠かせない米の旨味を表現する酒米です。掛米には、繊細な香りを持ち軽快な味わいに仕上がる美山錦を選択。この2種の酒米で醸すことにより、軽やかな香りでありながら、米の旨味を楽しめる旨辛口な純米酒に仕上がると言います。

しかしこの「旨辛口」の絶妙なバランスを引きだす技術は蔵人の腕にかかっています。企業秘密…というより企業「内」秘密でもあるこの味わいの変化。

これは酒蔵のワガママですが、 お酒が手元に届いたら、まず一度、 水で口を清めてから飲んでください。
皆様もこの変化を体感いただけると思います。

 

 

家飲みを最高の料亭に…
季節の食材とその旨味を引き出す組み合わせ


この限定酒だったら、この季節、 白身魚や、若々しい香りの山菜がぴったりです。

白身魚で言うと例えば、 産卵を間近に少しさっぱりした味わいのお魚 「さわら」 淡白ながら甘みのある味わいがピッタリ。
うまみを引き出すのにムニエルにしても相性バッチリです。

また山菜の、蔵人おススメレシピは、七草の1つ「セリ」を炒めた料理。セリと牛肉をサッと炒めて、ごま油をたらしたら完成!

他にもアユの塩焼きや、鱧(ハモ)の湯引きもおススメです。

温度帯は雪冷えである5℃から、涼冷えである15℃ほどまで冷やしてください。
あっさりとしながらも旨味のある食材と、その旨味を引き出す旨辛口の季節限定酒が、家飲みを最高の料亭にしてくれます。

 

 


■酒蔵・中野BC

国内外から様々な賞を受賞し、近年ではファーストクラスの機内酒採用実績もある和歌山の酒蔵。酒造りの本場とは真逆の温暖な気候ですが、その分旨味の強い海の幸・山の幸に恵まれています。そんな食材に合う日本酒をと旨味をのせた柔らかな味わいが特徴の日本酒蔵です。代表銘柄は長久・紀伊国屋文左衛門・超久(限定)・文があり、季節限定のお酒もあります。

当店「長久庵(ちょうきゅうあん)」は酒蔵・中野BCの直営店です。






 

 

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