上品な香りとほのかな米の旨味を愉しむ純米吟醸
草原と水田が広がる南阿蘇村の農家グループ「喜多いきいきくらぶ」が生産した、農薬・肥料・除草剤を一切使用しない自然栽培の山田錦。
弊社の杜氏、武田がご縁をもらい、現地に視察。この山田錦に惚れ込み、分けていただいたことからこの純米吟醸酒が生まれました。
水がきれいな土地だからこそ、水を汚したくない、大好きな南阿蘇の自然を未来に残したいという想いで栽培されたこの酒米は、タンパク含有率が低く、美味しいお酒を醸すのに適しています。
この酒米の良さを最大限に引き出すため55%まで磨き、上品な米の旨味と透明感のある飲み飽きしない味わいに仕上げました。
【おすすめの飲み方】
温度帯は5~40℃(冷や、常温、人肌燗、ぬる燗)が適しています。
特に、冷やかぬる燗あたりがおすすめ。
それぞれの温度帯で違う味わいを楽しんでいただけます。
その日の気分や、合わせるお料理によって飲み頃温度を変化させて味わってみてください。
お猪口で飲むと日本酒の重厚感が得られ、ワイングラスで飲むと香りが上に立ちのぼることによって、味がより鮮明になります。
【味わい方】
様々な料理と相性が良く、食中酒にぴったりの日本酒です。
米の旨味をしっかりと味わえるお酒なので、 イカの塩辛や焼き鳥などの定番おつまみはもちろん、 コクのある煮魚や、ジューシーなお肉料理と相性◎
ほっこり温かい煮魚にはぬる燗で。
お肉には赤ワインの概念が覆るかも?
ローストビーフには冷やで。
IWC2022にて受賞
イギリス・ロンドンで開催されたインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2022にて純米吟醸「超久」南阿蘇が大会推奨酒を受賞しました。
【超久シリーズ】
地元和歌山で長く、久しく愛される酒でありたいと名づけられた「長久」。
その長久を超える酒を目指して醸されたのが、この「超久」シリーズです。
■酒蔵・中野BC
国内外から様々な賞を受賞し、近年ではファーストクラスの機内酒採用実績もある和歌山の酒蔵。酒造りの本場とは真逆の温暖な気候ですが、その分旨味の強い海の幸・山の幸に恵まれています。そんな食材に合う日本酒をと旨味をのせた柔らかな味わいが特徴の日本酒蔵です。代表銘柄は長久・紀伊国屋文左衛門・超久(限定)・文があり、季節限定のお酒もあります。
当店「長久庵(ちょうきゅうあん)」は酒蔵・中野BCの直営店です。
米・米こうじ・水から出来る飲み物が日本酒。シンプルな素材だからこそ蔵や地域の環境が味に大きな違いをもたらせます。
私達、酒蔵・中野BCは本州最南端の「和歌山県」に位置します。海は太平洋、山は世界遺産の高野山と大きな自然に囲まれ、黒潮の暖かい風が山に流れ込み、年中温暖な気候が続きます。「寒造り」と言われる日本酒酒造りからは一見反するような環境ですが、旨味のある日本酒を造るには非常に適した環境となり、味が濃く旨味のある和歌山の海の幸・山の幸に合う酒が根強い人気を誇ります。
その味わいを守るのが人生を酒造りに費やす「蔵人」達。大型の製造機などが用いられる近年、手仕込みで味わいを追求しようと日々鍛錬を重ねているのが中野BCの日本酒です。旨味のある酒であると同時に、随所随所に蔵人※達の思いを 感じる事が出来るはずです。
蔵人とは酒造りに携わる者の呼び方で、杜氏を筆頭に複数人存在します。その中でも「頭」「麹屋」「酛屋」...など 主な責任の場から役割に名前がついています。 名前が付くと言う事はその道のプロ。
そう、日本酒造りのプロでもあり、役割をより追求する プロの中のプロが存在します。これも日本酒の特徴。世界の中で最も複雑なお酒とも言われる ほど、日本酒造りは非常な複雑なものです。各所のプロが杜氏と相談する中で全てを決め、技術を追求する。一工程の為にプロの技術を追求するのは日本酒ならではです。
人々の技術が関わっているからこそ出来上がる日本酒。一本の酒瓶の中には多くの人々の想いが込められています。 その想いも一緒に愉しんでください。
▼動画でも詳細をご確認いただけます▼
商品名 | 純米吟醸「超久」南阿蘇村産 自然栽培 山田錦 |
容量 | 1800ml |
アルコール度数 | 16度 |
使用米 | 南阿蘇村産山田錦(精米55%) |
日本酒度 | +4.5 |
酸度、アミノ酸度 | 1.3/1.3 |
原材料 | 米(南阿蘇産)、米こうじ(南阿蘇産) |