米の旨味のある優しい味わいの純米酒「超久」。そんなお酒の、発酵中のもろみをそのまま軽く濾して瓶詰しました。
その出来立てのすっきりとした喉越しのなかに、米の旨味が奥深く感じられ、酒の複雑なハーモニーが全身を包みます。またホロホロっとした米の甘みが鼻から抜け、心には優しさだけが残ります。
火入れをすることでお米の旨味が引き出されますので、食事に合わせやすいように辛口に仕上げました。
「今年は特に食事が旨くなる。」
酒蔵でもにごりの旨さが話題に上がる2024年のにごり酒
フレッシュな香りと米の旨味、優しい後口をお楽しみください。
温度帯は冷蔵庫から出した10℃~20℃(花冷え~冷や)でお飲みください。手の冷たさを感じながら、グーッとひと飲み。マイルドさとお米の旨味の後にキレが駆け上がってきて、さらりとした飲み口に仕上がります。
日本酒なのにパスタやピザなど、濃い料理にも合わせやすい、あっさりとした飲み心地です。
日本酒は発酵を止め品質を安定させる為に「火入れ」と呼ばれる 加熱殺菌処理が行われます(生酒を除く)。飲みやすく度数を調整し、瓶燗 火入れで酒質を安定させたにごり酒のため、長くお酒を楽しんでいただけます。
日本酒度がやや辛口と呼ばれる数値によっているため、スッキリ飲める味わいに仕上がっています。合わせるお料理には「サバの味噌煮」や「回鍋肉」、「どて焼き」など。味わいの濃いものがおすすめです。缶詰めなどでお手軽おつまみでも。
お味噌の旨味や濃さがお酒にピッタリ合い、脂の乗ったサバをサラッと流してくれ、進んで口に運んでしまう、クセになる味わいです。
【超久シリーズ】
地元和歌山で長く、久しく愛される酒でありたいと名づけられた「長久」。
その長久を超える酒を目指して醸されたのが、この「超久」シリーズです。
■酒蔵・中野BC
国内外から様々な賞を受賞し、近年ではファーストクラスの機内酒採用実績もある和歌山の酒蔵。酒造りの本場とは真逆の温暖な気候ですが、その分旨味の強い海の幸・山の幸に恵まれています。そんな食材に合う日本酒をと旨味をのせた柔らかな味わいが特徴の日本酒蔵です。代表銘柄は長久・紀伊国屋文左衛門・超久(限定)・文があり、季節限定のお酒もあります。
当店「長久庵(ちょうきゅうあん)」は酒蔵・中野BCの直営店です。
米・米こうじ・水から出来る飲み物が日本酒。シンプルな素材だからこそ蔵や地域の環境が味に大きな違いをもたらせます。
私達、酒蔵・中野BCは本州最南端の「和歌山県」に位置します。海は太平洋、山は世界遺産の高野山と大きな自然に囲まれ、黒潮の暖かい風が山に流れ込み、年中温暖な気候が続きます。「寒造り」と言われる日本酒酒造りからは一見反するような環境ですが、旨味のある日本酒を造るには非常に適した環境となり、味が濃く旨味のある和歌山の海の幸・山の幸に合う酒が根強い人気を誇ります。
その味わいを守るのが人生を酒造りに費やす「蔵人」達。大型の製造機などが用いられる近年、手仕込みで味わいを追求しようと日々鍛錬を重ねているのが中野BCの日本酒です。旨味のある酒であると同時に、随所随所に蔵人※達の思いを 感じる事が出来るはずです。
蔵人とは酒造りに携わる者の呼び方で、杜氏を筆頭に複数人存在します。その中でも「頭」「麹屋」「酛屋」...など 主な責任の場から役割に名前がついています。 名前が付くと言う事はその道のプロ。
そう、日本酒造りのプロでもあり、役割をより追求する プロの中のプロが存在します。これも日本酒の特徴。世界の中で最も複雑なお酒とも言われる ほど、日本酒造りは非常な複雑なものです。各所のプロが杜氏と相談する中で全てを決め、技術を追求する。一工程の為にプロの技術を追求するのは日本酒ならではです。
人々の技術が関わっているからこそ出来上がる日本酒。一本の酒瓶の中には多くの人々の想いが込められています。 その想いも一緒に愉しんでください。
商品名 | 純米酒「超久」にごり火入れ 720ml |
容量 | 720ml |
アルコール度数 | 16度 |
日本酒度 | +1.5 |
酸度、アミノ酸度 | 1.8/1.8 |
原材料 | 米(国産)、米こうじ(国産米) |
製造者 | 中野BC株式会社 和歌山県海南市藤白758-45 |
開栓後は必ず冷蔵庫に入れてなるべく早くお飲み下さい。