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月の光と鈴虫の声。
秋の夜長を愉しむ一杯

煌々と室内の明かりを付けたままにするよりも、夜の光で愉しむ酒にピッタリです。
月の光を受けた酒は、鼻の奥で感じるキラキラした優しい香りを放ち、ゆったりとした味わいの中に、ホロホロっと柔らかな甘みが感じられます。
五臓六腑にしみわたる落ち着きのある味わい。それが純米酒「超久」ひやおろし。





ひやおろしとは・・・?
その昔、江戸時代の頃に、冬に出来た新酒を春先に火入れ(加熱殺菌)をした上で大桶に貯蔵。ひと夏を超して外気と貯蔵庫の中の温度が同じくらいになった秋頃、2度目の加熱殺菌をせずに「冷や」のまま、大桶から樽に「卸(おろ)して」販売したことからこう呼ばれています。
発酵を止めてから貯蔵する為、熟成が穏やかに進み、落ち着いた香りと深みがある濃厚な味わいへと成長します。
暑い夏を越えた力強い「秋の味覚」と合わせる事で、食の幅に限りない広がりを見せる事ができます。




まろやかさの秘密は
 "一度の火入れ"

ひやおろし=1回火入れ&秋まで貯蔵と説明しましたが、限定酒以外のお酒は搾りたて、そして瓶詰め前の2回の火入れが行われます。お酒にはアルコールが含まれていますので、火入れをする事で多少なりとも揮発し、同時に香りと味わいが損なわれる事があります。
ひやおろしは火入れを1回にする事で、搾りたての活動的でフレッシュな味わいは落ち着き、熟成する事で出来るまろやかな香りや味わいを愉しむ事が出来ます。
※ただし、火入れの回数に限らず酒の良しあしを決めるのは人の好み。
決して火入れが悪いと言う事ではなく、火入れをする事でより軽く飲みやすい味わいに変化するなど特徴が出ます。あなたの好きな味わいはどれですか?




秋の味覚の
濃い味わいに合う


米の旨み・甘みが広がりまろやかで深みのある味わいは、夏のエネルギーをたっぷり吸収し育った秋の味覚の濃い味わいにも引けを取らず、お互いを活かし合う味わいへと変化します。
ご到着後はそのまま冷蔵庫で冷やしてください。飲む量だけグラスに注ぎ、部屋の温度と同じくらいになるまで待ちます。
温度帯は常温〜40℃(冷やからぬる燗)がおすすめです。
相性の良い料理は、焼き銀杏や太刀魚の煮付けなど。様々な和食にあわせておいしくお飲みいただけます。
もちろん開封後も冷蔵庫にて保管し、毎日、日替わりで秋を愉しむのもオススメです。



2024年の味わい「冷でも温でもおいしい一杯」

冷酒で飲む場合:
冷やして飲むと、フルーツのような香りとやさしい甘みが広がり、まるでメロンのような風味を感じます。しかし、後味はスッキリとしていて、口に残りません。油っこい料理と一緒に楽しむと、口の中をさっぱりとリセットしてくれるでしょう。

ぬる燗にした場合:
温めると、お米の豊かな香りが一層引き立ち、味わいがしっかりとした酸味に変わります。この酸味が、脂ののった魚料理と相性抜群です。

常温よりもぬる燗にすると心地よい柔らかさとキレが楽しめます。味わいに深みがあるので、暑い日には氷を入れてロックにしても飲みやすいです。塩味を聞かせたキノコのホイル焼きや、さんまの塩焼きなどに合わせてみてください。

甘口 1・●・・・5 辛口
淡麗 1・・●・・5 濃厚



商品名 純米酒「紀伊国屋文左衛門」ひやおろし
容量 720ml/1800ml
アルコール度数 16度
日本酒度 +3.5
酸度、アミノ酸度 1.6/1.5
原材料 米(国産)、米こうじ(国産米)
製造者 中野BC株式会社
和歌山県海南市藤白758-45

開栓後は必ず冷蔵庫に入れてなるべく早くお飲み下さい。

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